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長野の空き家は夏場の管理が重要!雑草・雨・湿気など7つのチェックポイント【2026年版】

不動産売却について

専務取締役 福井 庸介

筆者 専務取締役 福井 庸介

不動産キャリア27年

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お客様の声に真摯に耳を傾け、最適なご提案をすることが、信頼を築く第一歩だと考えています。不動産という大きなお買い物だからこそ、丁寧な対応と正確な情報提供を徹底し、納得いただけるサポートを提供してまいります。

長野の空き家は夏場の管理が重要!
雑草・雨・湿気など7つのチェックポイント【2026年版】

長野県内に空き家・相続した実家・売却予定の住宅を所有している方にとって、 夏は一度、不動産の状態を確認しておきたい季節です。 「長野は涼しいから大丈夫」と思われることもありますが、 長野県内でも盆地を中心に夏は気温が高くなります。 また、梅雨や台風による雨だけでなく、 梅雨明け後には雷雨や短時間の強い雨が発生することがあります。 さらに、誰も住んでいない住宅では、 雑草・庭木・閉め切った室内の湿気・害虫・雨漏りなどの異変に 気付くのが遅くなりやすいため注意が必要です。 今回は、長野県・長野市周辺で不動産を所有している方に向けて、 夏場に確認しておきたい7つのポイントをご紹介します。

長野でも夏場の不動産管理は重要です

長野県は内陸に位置するため、年間を通した気候の特徴としては 沿岸部と比較して湿度が低く、昼夜の気温差が大きい地域です。 その一方で、夏の日中は気温が高くなります。 また、長野地方気象台によると、 梅雨前線や台風の影響によって大雨になることがあるほか、 梅雨明け後は日中の気温上昇によって積乱雲が発達し、 山沿いを中心に雷や短時間の強い雨が発生しやすくなります。 そのため、夏場の空き家は「湿気だけ」に注意するのではなく、 複数の項目をまとめて確認することが重要です。
【図】長野の夏に確認したい空き家管理
☀ 夏の暑さ
雑草・庭木
☔ 雷雨・大雨
空き家管理

夏場に確認したい7つのポイント

1.雑草・庭木が伸びていないか

夏場に特に変化が大きいのが、雑草や庭木です。 春に草刈りをしていても、 気温や降雨の状況によっては夏の間に一気に成長することがあります。
確認したいポイント
  • 道路へ雑草や枝がはみ出していないか
  • 隣地へ庭木の枝が伸びていないか
  • 玄関まで問題なく入れる状態か
  • 側溝周辺が草や落ち葉でふさがれていないか
  • 蜂の巣などができていないか
特に売却中の住宅では、 建物そのものに問題がなくても庭が荒れているだけで、 購入希望者へ「長期間管理されていない家」という印象を与える場合があります。 売却活動中だからこそ、 最低限の草刈りや庭木の管理をしておくことをおすすめします。

2.閉め切った室内の湿気・カビを確認する

長野県全体の気候としては比較的湿度の低い地域ですが、 梅雨時期や、長期間締め切った住宅の室内は別です。 人が住まなくなると窓を開ける機会がなくなり、 収納内部や北側の部屋などに湿気がこもることがあります。 空き家を訪問した際には、
  • 押入れ・クローゼット
  • 北側の部屋
  • 洗面所・浴室
  • 壁や天井
などを確認してみましょう。 天候や防犯面に注意しながら換気を行うことも有効です。 ただし、窓を開けたまま帰ることは避けましょう。 急な雷雨による雨の吹き込みや、防犯上の問題につながります。

3.水回り・排水口を確認する

キッチン、洗面所、浴室、トイレなども重要です。 長期間水を使用していない住宅では、 排水トラップの水が減少し、 下水などの臭いが室内へ上がってくる場合があります。 水道を使用できる状態であれば、 訪問した際に通水して、
  • 蛇口から正常に水が出るか
  • 漏水していないか
  • 排水に問題がないか
  • 異臭がないか
などを確認しておきましょう。 長野市でも空き家管理業務の例として、 家屋の通風、水道の通水、清掃、雨漏りの確認、 庭木の剪定、除草などを挙げています。

4.雨どい・屋根・外壁を目視で確認する

夏の雷雨や大雨の後は、建物の外側も確認しましょう。
こんなところをチェック
・雨どいが外れていないか
・雨どいが落ち葉などで詰まっていないか
・軒裏に雨染みがないか
・外壁に目立つひび割れがないか
・室内の天井に新しい雨染みがないか
ただし、自分で屋根へ登って確認することはおすすめしません。 夏場の屋根は非常に高温になり、 転落や熱中症などの危険があります。 異常が疑われる場合は、 屋根・外壁などの専門業者へ確認を依頼しましょう。

5.大雨の後は「建物だけでなく土地」も確認する

不動産管理というと建物ばかりを見てしまいますが、 土地についても確認が必要です。 大雨の後には、
  • 敷地内に長時間水がたまっていないか
  • 側溝が詰まっていないか
  • 土が流れたような跡がないか
  • 擁壁に変化がないか
  • 斜面や法面に異常がないか
などを確認しましょう。 長野市では洪水ハザードマップなどを公開しています。 ただし、洪水と内水氾濫は同じものではありません。 長野市が公表している内水ハザードマップについては、 2026年8月現在、 北八幡排水区を対象としており、 古牧・朝陽・吉田・三輪地区の一部が掲載対象です。 北八幡排水区以外については、 同マップのための浸水シミュレーションは行われていません。 したがって、 「ハザードマップに色が付いていないから絶対に安全」 と判断するのではなく、 物件所在地について自治体が公開している最新の防災情報を確認することが重要です。

6.郵便物や建物の外観を確認する

空き家の場合、 「誰も住んでいない」と外部から分かりやすい状態を できるだけ作らないことも大切です。 例えば、
  • 郵便受けにチラシが大量にたまっている
  • 草が道路まで伸びている
  • 玄関前が落ち葉だらけになっている
  • 庭にゴミなどが放置されている
といった状態です。 こうした状態を放置すると、 周辺の方から見ても 「管理されていない空き家」という印象につながります。 定期的に外観を確認し、 郵便物や敷地内のゴミなども整理しておきましょう。

7.「これからも管理を続けるのか」を考える

夏の不動産管理で、実は最も重要なのがこの点です。 相続した実家などについて、 「いつか使うかもしれない」
「とりあえず今年はそのまま」
「売るかどうかまだ決めていない」 と考えているうちに、 数年経過してしまうケースがあります。 しかし、所有を続ければ管理も続きます。
【図】空き家を所有し続ける場合
草刈り
換気・通水
修繕
税金・維持費
建物は使用していなくても、 自然に新しくなることはありません。 時間の経過とともに建物や設備は古くなり、 管理状態によっては売却時に片付け・修繕・解体などを 検討しなければならない場合もあります。

放置を続けると「管理不全空家等」になる可能性も

2023年12月13日に改正空家法が施行され、 それまでの「特定空家等」に加えて、 「管理不全空家等」という制度が設けられました。 これは、適切な管理が行われておらず、 そのまま放置すれば将来的に特定空家等となるおそれのある空き家について、 自治体が指導・勧告を行う仕組みです。 長野市でもこの制度に基づいた対応を行っています。 特に注意したいのが固定資産税等です。 管理不全空家等として指導を受け、 それでも状態が改善されず、 市から勧告を受けた場合には、 その空き家の敷地について、 固定資産税等の住宅用地特例の対象から除外されます。
注意してください

空き家になっただけで、 すぐに住宅用地特例がなくなるわけではありません。 また、「管理不全空家等」と判断されただけで 直ちに住宅用地特例が外れるわけでもありません。 重要なのは、 自治体から改善の指導を受けても改善されず、 「勧告」を受けた場合です。
「古い空き家だから問題になる」のではなく、 周辺へ悪影響を及ぼすような状態を 放置しないことが重要です。

夏は「売るか、残すか」を考える良い機会

夏に何度も草刈りや換気のため空き家へ通っていると、 「この管理をあと何年続けるのだろう?」 と感じる方もいらっしゃると思います。 もちろん、 将来自分や家族が住む予定がある住宅なら、 適切に管理して残すという選択肢があります。 一方で、
  • 今後住む予定がない
  • 相続したものの利用していない
  • 県外・遠方に住んでいて管理が大変
  • 毎年の草刈りが負担になっている
  • 固定資産税や維持費だけを支払っている
  • 建物が古くなってきた
という場合には、 売却も一度検討してみる価値があります。

片付けや解体をする前に査定を

空き家の相談を受けていると、 「全部片付けてからでないと売れませんか?」 「古い家だから解体しないと査定できませんか?」 というご相談があります。 しかし、 必ずしも片付けや解体を先に行う必要はありません。 物件の立地・建物の状態・土地の利用価値などによって、
  • 現在の状態のまま売却する
  • 必要最低限の片付けをして売却する
  • 中古住宅として販売する
  • 解体して土地として販売する
  • 不動産会社による買取を検討する
など、適した方法は変わります。 費用をかける前に査定を行い、 どの方法が適しているのか比較してから判断することをおすすめします。

まとめ|長野の空き家は夏に一度チェックしましょう

夏場に確認しておきたいポイントは次の7つです。
  1. 雑草・庭木
  2. 閉め切った室内の湿気・カビ
  3. 水回り・排水口
  4. 雨どい・屋根・外壁
  5. 大雨後の土地・側溝・擁壁
  6. 郵便物・建物の外観
  7. 今後も所有・管理を続けるのか
特に、遠方に住みながら長野県内の実家や空き家を管理している場合、 管理だけを何年も続けることが 必ずしも最善の選択とは限りません。 「売るか、まだ残すか決めていない」 という段階でも、 現在の不動産価値を知っておくことで、 今後の選択肢を整理しやすくなります。

長野県内の空き家・不動産売却でお困りの方へ

「相続した実家をどうすればいいか分からない」
「毎年の草刈りや管理が大変」
「古い建物があるけれど、そのまま売れる?」
「解体する前に一度査定してほしい」

このようなお悩みがありましたら、 売却を決める前でも構いません。

現在の物件状況を確認し、 仲介による売却・現況での売却・買取など、 不動産に合わせた方法をご提案します。

長野県内の空き家・不動産売却については
株式会社Be-Styleへご相談下さい。

査定無料・秘密厳守。
「まず価格だけ知りたい」というご相談もお気軽にお問い合わせください。

※本記事は2026年8月7日時点の公表情報をもとに作成しています。 空家法に基づく措置、固定資産税等の取扱い、 ハザード情報等については、物件所在地の自治体が公表する最新情報をご確認ください。

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